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インプラントという選択肢

インプラントという選択

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  • 入れ歯のイメージ
インプラント治療は歯がなくなってしまった方にとって、現在考えられる最高の選択です。

インプラント以外の方法、たとえば入れ歯やブリッジなどは必ず残っている歯に負担がかかるので、大切な歯を病気でもないのに削らなければなりません。
また、ブリッジの平均寿命は7.5年と…悲しい現実もあります。
私共はきれいな治療を実践しているので、もっとよい成績になると思いますが、ブリッジの性格上、おとなりの歯に全く影響ナシというわけにはいきません。

新製義歯のイメージ

50%がダメになってしまう年数(平均寿命)
インレー(つめもの)・クラウン(かぶせ) 5年/
ブリッジ 7.5年

新製義歯を使わなくなる年数
30%の方…3年 50%の方…5年

総義歯を入れることによる顎骨の吸収(平均値)
1年で約0.5mm

一方、インプラントにはそういうマイナス面が全くなく、しかも他の治療法に比べてもとてもよく噛めるので、治療を受けられた
多くの方々が自分の歯と同じようだと言ってくださっています。
しかし、インプラントにも欠点はあります。
まず、保険適応ではない(自由診療である)ということです。
それから、外科のopeが必要だということ(単純抜歯程度です)、インプラントにも定期検診が必要であるということがあげられます。

インプラント治療を受けられた方が次のようにおっしゃいました。
「以前は孫と一緒に食事に行くのが苦痛だったんですよ」
入れ歯が落ちてきたり、硬いものは入れ歯が痛くて噛めなかったのだそうです。
しかし、インプラント治療をしてからは、お孫さんと同じ食事をして「おいしいね^^」と言いたかった夢がかなったそうです。
こういうお話を聞くと嬉しすぎて泣きそうになります(*^^)v
それでは、歯を失ってしまった場合、どうしたらよいのでしょうか?

実際に行われている治療法について、各々比較してみましょう

まず、抜けたまま放置するという選択肢もありますが、抜けたままにしておくと近接する歯が倒れたり、咬み合わせの歯が出っ張ってきたりして、歯並びが崩れてしまいます。その結果、汚れが残りやすくなって、虫歯や歯周病になったり、咬み合わせがずれて顎関節症の原因になったりする可能性が高くなります。
したがって、「歯が抜けたまま」で放置するという選択は、まず避けなければなりません。それでは欠損をどう補うか?ですが、まず旧来の治療法である、入れ歯やブリッジについて解説していきますネ。

治療前
ブリッジ 入れ歯

入れ歯は、取り外しのタイプで、歯がなくなったところに近接している歯にバネを引っ掛けて安定させる装置です。着脱できます。
また、ブリッジは、固定式ですが、歯がなくなったところの両隣の歯を削って(各々の歯の平行性を獲得するのに必要です)、型を採り、金属やセラミックのかぶせ物をセメントで接着するタイプです。
これまでは入れ歯やブリッジが主流でしたから、インプラント治療を希望されている方には、現在、入れ歯を使ってみえるという方がたくさんいらっしゃいます。あるいは、1本か2本程度の歯の欠損に対しては、歯がなくなったところの前後の歯を削ってブリッジを入れていらっしゃる方も多いです。

ここで「入れ歯やブリッジを長年使ってみえる方にお尋ねします」

ここで「入れ歯やブリッジを長年使ってみえる方にお尋ねします」のイメージ

以下のような経験に覚えはございませんでしょうか?
「最初は1本だけの歯の欠損だったのが、何年か経って気が付いたら、入れ歯のバネがかかっていた歯やブリッジのために削った歯が次々にわるくなってしまった。結果的にわるくなった歯を抜歯することになり、装置が次第に大きくなってしまった。あるいは、歯をすべて失って総入れ歯になってしまった。こんなことになるなんて、想像していなかった。最初の1本だけを生えかわらせるような治療があるのなら、そうしたかったのに…」
おそらく多くの方がこのようなご経験をされていると思います。
インプラント治療を希望される経緯として、入れ歯やブリッジの治療を繰り返して、その結果、たくさんの歯をなくされて困っていらっしゃるということが多いんです。

わるくもない歯を削ったり、バネをかけて無理な力を負担させたりすれば、当然いつか2次的な問題が起こってくるのは、常識的に考えても分かることなのですが、インプラント治療が世に出てくるまでは、入れ歯かブリッジしか治療法がありませんでしたので、仕方のないことだったのです…。
実は、このことが、お口の中の環境を崩壊させていく大きな原因のひとつなのです。その時は、必要があって行われた治療なのですが、結果的に2次的な問題を引き起こし、治療したためにさらに歯を失っていくという悪循環が起こるのです。
この事実は、残念ながら…これまでの歯科治療の歴史が証明しています。

インプラントは、周りの歯を削ったり、負担をかけたりすることはありません。
よって、お口の中を崩壊させていく原因にはならないということです。むしろ、インプラントは咬み合わせの力をしっかり分散してくれるので、ほかの歯の寿命を延ばしてくれているといっても過言ではありません。このインプラント治療の素晴らしさは、時間が経てば経つほど顕著になってきているように実感しています。
これまでお話してきたように、インプラント治療にはたくさんの利点があり、歯を失った場合の治療法としては第一選択となります。
ただし、場合によっては、インプラント治療を行うことのできないケースや特殊な技術を用いなければ対応できない非常に複雑な付加手術が必要なケースもあるというのも事実です。ここからは、こういったケースについてのお話をさせていただきたいと思います。

全身的な問題があるケースたとえば、人工透析を受けていらっしゃる方、重い肝疾患(肝硬変など)の方、重度の糖尿病の方などはインプラントとご自身の骨がしっかり結合しない(骨性結合が得られない)可能性が高いため、インプラント治療ができない場合があります。また、重い精神疾患に罹患されている方も、手術に耐えられないとか、術後に精神症状が悪化するなどの可能性がありますので、やはりできない場合がございます。
したがって、インプラントを検討されている方は、必ず事前の問診をしっかり受けていただく必要があります。

局所的な問題

局所的な問題のイメージ

局所的な問題というのは、言い換えれば、インプラントを植立する部分の骨のボリュームが不足しているということです。
骨の中に埋め込まれるフィクスチャーは、太さが3.3㎜~4.8㎜、長さが6㎜~14㎜程度の大きさです。
したがって、埋め込む部分の骨は、この大きさよりも幅も長さもさらに一回り大きくないといけません。そうでなければ、フィクスチャーの表面が外部に露出することになり、後で色々な問題が発生する可能性があるからです。
歯が抜けて長期間経過したケースや、歯周病に長い間罹患していたケースなどでは骨が溶けてしまっているので、このように植立する部分の骨が不足するという状態がたびたび起こります。しかし、多くの場合、解決策はあるんです。

フィクスチャーが露出するようなケースでは、露出した部分を自家骨や骨に置換していく人工骨(骨補填材)で被覆する手術が必要になってきます。この手術をしっかり行えば、数ヶ月後には露出した部分にも骨が新生してきて、インプラント体をおおってくれます。
また、インプラントを予定している部位の近傍に、鼻腔や上顎洞(鼻腔の横に位置する大きな空洞)、また、神経あるいは動脈が存在している場合は、手術の際にこれらを損傷してしまうリスクがあります。
したがって、術前にしっかりとした計画を立てて、これらの構造体を避ける、もしくは、正しく処理(挙上など)する技術が必要になってきます。たとえば上顎の奥歯にインプラントを植立する場合、高頻度で上顎洞が近接しているため、上顎洞底挙上手術を行います。

以上のように、骨がなくなってからのインプラント手術は、時間が経過すればするほど、より特殊な技術が必要となってきます。
したがって、患者様の肉体的ご負担、経済的ご負担が増大することになるのです。以上の理由から、歯を失ってから早ければ早いほど、骨はたくさん残っていますので、インプラントも早めにされた方が色んな面でよろしいかと思います。抜歯の2~3ヶ月後が理想です。

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医療法人愛健会 新安城歯科

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