女性院長で口腔外科の専門医の在籍する歯科医院です。

病院の歯科口腔外科で勤務しているときに、将来インプラント分野に携わっていくかを真剣に考える機会がありました。

学生時代には知らなかったインプラント治療の素晴らしさとevidence＝エヴィデンス（医学的根拠）に基づいた治療の大切さを学んでいきました。
しっかりとした問診（全身的／局所的）とtreatmentguide（世界的な治療指針）に基づいた的確な治療計画、熟達した外科技術（口腔外科にいてよかった…）、そして、生涯に亘って美味しくインプラントで食事を楽しむための定期検診を続けていただくこと…。どれも重要なんだということを知りました。

インプラントでは、人工歯根をもとに咬み合わせを作っていくので、口腔外科の知識・技術だけでなく、補綴分野（かぶせやブリッジ、入れ歯）にも習熟した時点で開業し、欠損補綴のベスト選択として「インプラント治療」を皆様にご提供していこうと決めました。

そして、それからは、勉強(・.・;)勉強(・.・;)
私達の場合、大学での「インプラント学」は選択科目で、本格的な講義、実習はありませんでしたので、自ら第一人者のもとに行くしかありませんでした。

勝山先生、北条先生、月岡先生、伊藤先生…。
そして、同じ口腔外科出身の父、Dr阿部恵一

今では、自分も若手に講義をするまでになりましたが、（まだまだ私も若いつもりなんですが、そろそろ違うようです）当時は、歯医者の仲間内でも、「あべちゃんは研修会貧乏だから…」「誠子はいつも家にいないよね…」と言われるくらい人生をかけて勉強してきました。…そういえば、今でもそうですネ(*^^)v…
その甲斐あって、インプラント治療でたくさんの皆様の笑顔を頂戴することができました。

また、「涙が出るくらい嬉しい」と言ってくださり、感極まって(^^ゞ一緒に泣いてしまったこともあります。
「インプラントで咬めるようになったら太っちゃったわ」という、オチャメでキュートな方にも出会えました。