Shinanjo Dental Clinic Blog

2017年1月27日 金曜日

口の渇き、気になりませんか?ドライマウスの症状は?

こんにちは 新安城歯科 坂本です。


寒い日が続いていますね。
インフルエンザが流行っており、学級閉鎖になるところもあるようです。
体調を崩しやすい時期、気を付けてお過ごしくださいね。

さて、今回は「ドライマウス」についてお話します。



☆ドライマウスってどんな病気なの?☆

ドライマウスは、日本語では「口腔乾燥症」。その名の通り口が渇く病気です。

昔から「ゼロストミア」という医学病名はありますが、直接命にかかわる病気ではないことから、医学的にもあまり注目されていませんでした。

しかし、近年では医療の世界でも生活の質(QOL)に関心が向けられるようになり、ドライマウスを病気としてしっかり認識し、
日常生活を快適に過ごせるよう治療していこうという傾向になっています。

(ドライマウスという病気の捉え方には狭義と広義がありますが、ここでは口の乾燥感があればドライマウスという、広義の意味で捉えます)


次の症状がいくつかありましたらドライマウスの可能性があります。

・ 口の渇きが3ヵ月以上続いている

・ 顎の下(顎下腺)のあたりが繰り返し、または、いつも腫れている


・ 乾いた食べ物を噛みにくい、または、飲み込みにくい

・ 夜間に喉の渇きで起きることある            

・お口の中がネバネバする

・ 口臭が気になる

・義歯が入っており、当たってお口の中が傷つきやすくなった


いかがでしょうか?

次回も引き続き「ドライマウス」のお話をしていきます。

以上 新安城歯科 坂本でした。


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2017年1月23日 月曜日

歯石を発見!?歯石の原因とは?

こんにちは‼︎
新安城歯科スタッフの長房です。



今日1月23日は歯科とは関係ありませんが、「123」で「ワンツースリー」と読めることから人生に対してジャンプする気持ちをもとうという日だそうです。
なんだかちょっと前向きになろうと思える日ですね(^^)



私事ですが、うちの子供にも可愛らしい歯が生えてきてました。
食後、歯磨きをするようにしているのですが、まだ小さいのでなかなかうまく磨いてあげることができずにいたのです。
そして先日、歯に取れない汚れを発見‼︎
まさか、歯石Σ(・□・;)
まだ小さいのに歯石がついてしまったとかなりのショックを受けているところです。


どうして歯石がついてしまったんだー⁉︎



ということで、
今回のテーマは【歯石】です。



歯についてる汚れは歯垢(プラーク)歯石と呼ばれるものがあります。





まず歯垢(プラーク)と呼ばれるものについて。

歯垢(プラーク)は食べカスだと思われている方もいるかもしれませんが、食べカスではなくて、細菌と代謝物のかたまりなのです。
歯についている、白色や黄白色のネバネバした物質です。
歯垢(プラーク)1mgには1億個以上の細菌が存在していると言われています。

細菌が歯に付着すると、大抵は唾液で流されてしまうのですが、唾液の流れが悪いところで増殖し、徐々にプラークを形成していきます。

歯垢(プラーク)が付きやすいところは

・歯と歯の間
・奥歯の噛み合わせの部分
・歯と歯茎の境目
・抜けた歯のまわり
・歯と歯の重なっているところ


です。


そして、本題の歯石とは、主に歯と歯茎の境目につく灰白色のようなかたまりです。
これは歯垢(プラーク)が唾液の中のカルシウムやリン酸などのミネラル成分と結合して石灰化したものです。
2〜3日で石灰化し始めるそうです。

歯石が付きやすいところは、唾液腺のあるところで

・下の前歯の内側
・上の奥歯の外側


です。


歯石のつきやすさも個人差がありますが、一般的に唾液の多い人がつきやすいと考えられています。

そして唾液のphが高く(アルカリ性)、口の中を中和する働きが強いという特徴があります。

アルカリ性の唾液はミネラル成分を多く含んでいるからです。



唾液が多いと歯石がつきやすいというデメリットがありますが、メリットとしては虫歯になりにくいという点もあります。

逆に歯石がつきにくい人は唾液が少ないので、デメリットとして虫歯になる可能性が高いということがあげられます。



歯石のつきやすさには個人差があると言いましたが、やはり歯石がつかないようにするためには、原因となる歯垢(プラーク)の除去が重要となってきます。

歯石は歯磨きだけではなかなかとることが難しく、歯科医院で器具を使って除去してもらうことになります。


歯垢(プラーク)が石灰化し始める前にしっかり歯磨きをして歯石を防ぎましょう‼︎



新安城歯科スタッフ 長房

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2017年1月12日 木曜日

プラークコントロールしていますか?

こんにちは 新安城歯科 坂本です。

早いもので、1月ももう十日以上過ぎてしまいました。
年末に用意した鏡餅を開き、正月が終わったなぁと日の流れの速さを実感しています。

さて今日は「プラークコントロール」についてお話しします。


  『プラークコントロール』とは

虫歯や歯周病の原因となるプラーク(細菌の集まり)を・・・

① お口の中から除去し   
② 細菌の増殖を抑制して  
③ 歯や歯ぐきに再び取り付かないように管理する


では、どうやってケアをしていけばよいか?

ホームケアとプロケアでお口の中をいつも良好に保ちます。

ホームケアの指導と実行
●ブラッシング(適切な歯の磨き方)
●清掃補助用具(フロスや歯間ブラシの使い方)
●歯磨剤の選択やフッ素の利用
●キシリトールの利用
    
        
生活習慣の改善と実行
●食生活(食事の時間や回数、内容など)
●生活習慣(喫煙、飲酒、など)


歯科医院での処置とプロケア
●プロによる術者磨き(衛生士によるブラッシング)
●おそうじ(歯石や汚れの除去)
●PMTC(専用機器を使った歯面のクリーニング)
●薬剤による予防処置(抗菌剤の利用など)


継続的な定期管理
●定期的に歯科医院でのチェックとプロによるケアを受ける

毎日の習慣と定期的な歯科医院でのお掃除を続けていけるとよいですね。

以上 新安城歯科 坂本でした。

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2017年1月 9日 月曜日

あなたはどんな歯ぐきを目指しますか?

こんにちは!
新安城歯科スタッフ 長房です。


新年、明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします!!



みなさんお正月はどのように過ごされたでしょうか?
私は毎年、豊川稲荷へ初詣に行って、駅伝を見るというのが恒例になっています(*^^*)

そして、年末から食べて、食べて、食べ続け...
怖くて体重計に乗ってはいませんが、おそらく過去最高記録を更新したと思われます。
さすがにまずいので、今日からダイエットスタートです(^-^;


そして今日は『成人の日』ですね。
新成人のみなさんおめでとうございます!!




さて、今回のテーマは

【状態の良い歯ぐきと悪い歯ぐき】

についてです。


歯に関しては

「歯が黒くなっている」
「歯が欠けた」
「歯に穴が開いている」

などで、良い状態、悪い状態がなんとなく判断できますよね。

それに比べて歯ぐきの良い状態、悪い状態はなかなか知られていなかったり、関心がなかったりしませんか?

ではまず、


◆状態の悪い歯ぐきとは◆

①プヨプヨ腫れて歯と歯の間が肉で満たされている(色は赤っぽい)
②歯ブラシやつま楊子で簡単に出血する
③口臭あり
④歯ぐきが痛がゆい、うずく
⑤歯がグラグラする、歯ぐきから膿が出る(これはかなり症状がすすんできた時)




このような歯ぐきを

・歯科医院での特殊な清掃
・ご自分での毎日のブラッシング
・生活習慣の改善
・時には麻酔をして、外科的な清掃
・ 咬み合わせや銀歯の改善etc

で次のような状態にもっていくのが歯周治療です。



◆状態の良い歯ぐきとは◆

①歯ぐきは固く引きしまってピンク色
 引きしまった分、歯と歯の間にすき間が少しできる(すき間は良い状態です)
②歯ブラシや爪楊枝などで歯ぐきをつついても出血しない
③口臭がせず、口の中がさわやか
④歯ぐきがうずかない、歯と歯の間の風通しが良い
⑤歯がグラグラしない、膿も出ない




状態の悪い歯ぐきは歯周病になってしまうかもしれません。
歯周病は一度進行が始まると回復が難しいといわれています。

この機会にご自分の歯ぐきをチェックしてみてはいかがでしょうか(*^^*)


新安城歯科スタッフ 長房

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