Shinanjo Dental Clinic Blog

2016年12月16日 金曜日

噛まないと太る!?子供の頃から癖づけを。

こんにちは 新安城歯科 坂本です。
今週末12月18日(日)はいよいよオープンハウスです。
各コーナー着々と準備を進めておりますので、お楽しみに☆


今日は「噛まないと太る?」という内容をお伝えします。



よく聞くと言葉ですが、「噛まないと太る」。
では噛む回数が少ないとどうして太りやすいのか?

噛む事と満足感

食べ物をしっかり噛んで食べると、脳にある満腹中枢が刺激されてお腹がいっぱいと感じ、食べすぎを防ぎます。
満腹中枢を刺激するものは何でしょう?

①血液中の血糖値が上がる
②血糖値が上がる事によってインスリンの分泌量が増す
③脳内でセロトニンやヒスタミンの増加
④消化液の分泌消化活動の活性化による体温上昇

セロトニン...神経伝達物質。心と体を整えます。
ヒスタミン...神経伝達物質。食行動の抑制など。

糖尿病・高血圧・動脈硬化はいずれも肥満が原因のひとつになります。
そして子供の頃に肥満になると大人になった時もこれらの病気になりやすいと言われています。
噛む事は肥満の予防につながります。
子供の頃から食べ方に気を付けることが大切です。


早食いは噛む回数も味わう事も少なく満足感が感じられない食べ方でついつい食べ過ぎてしまう食べ方です。
運動不足に加えて身の回りに食べ物があふれ、つい食べ過ぎてしまう時代だからこそよく噛んで食べすぎを防ぎたいですね。

新安城歯科 坂本でした。

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2016年12月12日 月曜日

セルフケア&プロケアでバイオフィルムを除去しましょう

こんにちは!新安城歯科スタッフ 長房です。

12月も中盤に差し掛かり、朝の寒さがつらくなってきました。
こたつも登場し、ついつい寝てしまうなんてこともしばしば(^^;
風邪をひかないように気を付けなければと思う今日この頃です。

さて、今日のテーマは【バイオフィルム】についてです。






◆バイオフィルムの困った性質◆

バイオフィルムという言葉を聞いたことがありますか?お風呂のパイプや下水管の内側に見られるヌルヌルは、身近なバイオフィルムの例です。
その他にも人体に埋め込んだ医療用の人工器具の表面などに見られ、院内感染の原因として問題視されています。
バイオフィルムの特徴は、表面にくっつく性質が強く簡単にははがれないことと、抗菌性の薬も透過させないほど強いことです。
ブラッシング等で物理的に取り除くしか方法がありません。




◆プラーク(歯垢)もバイオフィルム!◆

歯の表面についているプラークもバイオフィルムです。むし歯の原因菌は、お口に入ってきた砂糖を栄養源としてネバネバした物質をつくり歯の表面にしっかりくっつき、それが溜まって厚い膜状(バイオフィルム)になります。
むし歯菌は、この膜に守られて増え続けどんどん酸をつくります。膜の内側は強い酸性となり脱灰(歯のエナメル質から成分のリンやカルシウムが溶け出す反応)が進みます。こうしてむし歯は本格化します。




◆歯周病もバイオフィルムがはじまり◆

歯周病も細菌による感染症です。
歯と歯肉の境目についたプラークは、歯と歯肉の隙間(歯周ポケット)を広げて奥に入り込みバイオフィルムをつくります。この中に強い毒素をだす細菌が繁殖し、周りの歯肉をますます攻撃するようになります。
歯肉に遮られてセルフケアが十分できないので、歯の表面のものよりやっかいです。




歯の表面にバイオフィルムができるには、18時間以上かかります。

1日に一度は、プラークが簡単に落とせるうちにていねいに歯をみがきましょう。
専門家による処置(PMTCやスケーリング・ルートプレーニング)も必要になってきます。


新安城歯科スタッフ 長房



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2016年12月 6日 火曜日

歯の治療はなぜ時間がかかるの??

こんにちは!
新安城歯科・スタッフの友寄です。

気付けば今年も一カ月を切りましたね・・・月日が経つのは早いものです(´・ω・)
年末に向けて、一日一日を悔いのないよう過ごしたいですね!


さて、今回のブログでは「歯の治療に時間がかかる理由」についてです。
何回も歯医者に通うのは大変だし、面倒かもしれませんが・・・(^^;)
歯としての機能を回復させるためには必要なのです!


★歯の治療はなぜ時間がかかるの?
虫歯の治療は「削って詰めて終わり」と思っていませんか?
確かにその一本の歯はそれで「治った」のかもしれませんが、本当の意味で「機能回復」しているかどうかが大切なのです。
せっかく治した歯も、かみ合う歯(対合歯 たいごうし といいます)がなければ、「歯」としての機能は果たせないのです。
ですから、私たちは、治療の前に歯ぐきやまわりの歯の状態をきちんと調べ、お口のなか全体の健康を考えて治療にあたっています。



<土台がしっかりしてないと・・・>
せっかく歯を治しても、その歯を支える歯ぐきがしっかりしていなければグラグラになり、やがては抜けてしまうかもしれません!(>_<)
当医院では歯周検査を行い、もし歯周病があれば、その原因である歯石を除去したり、歯ぐきをひきしめる治療を進めながら、詰める・被せるといった治療を行っています。

「かみ合わせ」が大切です!
歯を抜いてから時間が経ってから入れ歯やブリッジの治療をする場合、抜けた歯にかみ合う相手の歯(対合歯)は、しばらく相手を失っていたために浮き上がってきます(挺出 ていしゅつ といいます)。また、抜けた歯の両隣の歯は、支えを失ったため両側から寄ってきます。
治療の際には、まず咬合面(かみ合わせの高さ)をそろえ、移動した歯を元の位置に戻すことが先決になります。そのために治療には時間がかかることをご理解ください。
歯が動いたままで治療をすると、不定愁訴や顎関節症の原因になってしまいます。
歯を抜いたらそのままにせず、できるだけ早く治療をしましょう!

いかがでしたでしょうか?
面倒でも一つ一つ手順を踏んで治療を進めていきましょう(・∀・)b
親切・丁寧な治療を心がけておりますので、わからないことや不安な点などあればご相談くださいね★

以上、新安城歯科・スタッフの友寄でした(^^)/

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