Shinanjo Dental Clinic Blog

2016年8月26日 金曜日

虫歯になる飲み物って?ジュースの砂糖の量知っていますか?

こんにちは 新安城歯科 坂本です。

8月ももうすぐ終わりですね。
あんなに賑やかだったセミの声も随分と少なくなり、トンボが夕空を舞うようになりました。
夏が終わるなぁとなんだか寂しい気持ちになります。



さて、今回は「飲み物に含まれている砂糖について」お話します。

以前、新安城歯科ブログでおやつについてお話をしましたが、砂糖が思った以上に使われていると感じた方が多いのではないでしょうか。
では飲み物には一体どのぐらいの量の砂糖が入っているのか想像出来ますか?


甘い飲み物にはワケがある!


よく飲むジュースや、スポーツ後に補給するイオン飲料などを例にあげてみると...

・イオン飲料500ml...砂糖33.5g(スティックシュガー約4本分)

・サイダー・コーラ500ml...砂糖55g(約7本分)

・りんごジュース...砂糖45g(約6本分)

・野菜ジュース...砂糖30g(約5本分)

・ミルクココア1杯...砂糖24g(約3本分)


※スティックシュガーで表現していますが、製品に入っている糖分は砂糖だけでなく、
果糖・ブドウ糖なども砂糖の仲間として計算に入れてあります

ちょっと口が乾いたから飲もう・おやつと一緒に飲もうとしているジュースにはしっかりと砂糖が使われています。
おやつ+ジュースだとびっくりする量の砂糖になってしまいます!


では、どんな飲み物を食生活の基本として取り入れていけばよいのか。
そして健康的なイメージがある野菜ジュースって野菜を摂ったことになるの?
そんなお話を次回ブログでお伝えします^^

新安城歯科 坂本でした。


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2016年8月22日 月曜日

治療後すぐに銀歯がしみるのはどうして?

こんにちは。新安城歯科スタッフ 長房です。

暑い日が続きますが、みなさん体調はいかがですか?
リオ五輪が閉幕しましたが、連日寝不足という方もいたんではないでしょうか。
日本のメダル数は史上最多を更新したそうですね(^^♪
個人的には競泳と陸上がアツかったです!特に陸上男子4×100mリレーの銀メダルの走りには鳥肌がたちました(>_<)


さて、本題に入ります!!

暑い夏は冷たい飲み物やアイスなど食べる機会がぐんと増えますよね。
その際に銀歯がしみるという方がいると思います。

また虫歯を治療して銀歯を詰めた後にしみる経験をした方もいるかと思います。

「虫歯を治したのにしみるなんて...まだ虫歯が残ってるんじゃないか」と不安に思ったことありませんか?


治療したばかりの銀歯がしみるのにはちゃんとわけがあるんです‼︎

今回は何故、銀歯がしみるのかお話ししていきます(*^^*)


【治療したばかりの銀歯がしみる理由】

①銀歯は熱を伝えやすいため

銀歯は金属なのでプラスチックやセラミックと比べて熱伝導率が良いため熱が伝わりやすくなってしまいます。
虫歯になると歯の表面を覆っているエナメル質に穴があき、その下にある象牙質がむき出しになります。象牙質は刺激を感じやすく、少しの刺激でも歯の神経に伝わってしまいます。そこに治療後、金属の銀歯を詰めるので、より一層歯の神経に刺激が伝わりやすくなりしみてしまうのです。



②治療後で神経が過敏になっているため

虫歯を治療する際、歯の神経は麻酔をしたり、歯を削ったり、金属をつけるときに消毒をしたり、乾燥させたりと様々なダメージを受けます。金属を付けた後もそのダメージの回復に時間がかかる場合があり、そのために銀歯がしみると感じてしまいます。



③虫歯が深くて神経が弱っている

虫歯になると神経にもダメージが加わります。そして虫歯を治療する際に神経の手前ギリギリまで削ってやっと虫歯が取りきれたということはよくあります。その場合、神経はかなりのダメージを負ってしまっています。そのために金属を付けた後にしみる場合があります。



治療後の銀歯がしみるのにはこのような理由があったのです‼︎
このようなしみる感じは1〜2週間程度でなくなると言われていますが、個人差があるので長い方だと数ヶ月、もしくはずっと続いているという方もいます。

もしも、しみる感じがひどくなったり、痛みに変わったり、何もしてなくても痛みが出るようでしたら神経を取る治療をしなければいけないこともあります。

しかし、しみる感じが軽減されてきたり、頻度が減ったり、慣れてくるようでしたらそのまま様子をみて下さい。神経をとってしまうと歯の寿命は短くなってしまいます。できるだけ神経を残した方が歯にとってはいいのです‼︎



私のお口の中にも金属を詰めた歯が一本ありますが、虫歯が深かかったためなのか、残念ながら治療して一年以上経った今でも冷たい飲み物やアイスを食べたりするとしみる感じが続いています(^_^;)
ですが、「しみる=神経が生きている証」なのです!!


皆さんも治療後、銀歯がしみるようなことがあってもあまり不安に思わず、まずは少し様子をみて下さい。わからないことがあれば、ドクターやスタッフになんでも聞いて下さいね(*^^*)

今回は治療後の銀歯のしみについてお話しましまが、次回は以前詰めた銀歯がしみるようになってきた時の理由についてお話していこうと思います‼︎


新安城歯科スタッフ  長房

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2016年8月10日 水曜日

歯周病のはじまり・・・

こんにちは!
新安城歯科・スタッフの友寄です。

8月に入りましたが、夏バテなどで体調を崩されてはいませんか??
毎日暑いですが、夏ならではの楽しみもたくさんありますね♪
私は先日、初めてバイクの後ろに乗せてもらい、新城市作手の道の駅まで行ってきました!
始めは少し怖かったけど、クルマでは味わえない爽快感がやみつきになりそうです(*^^)v


さて、今回のブログのテーマは「歯周病のはじまり」です。
以前にも歯周病について取り上げましたが、今回はその原因についてお伝えしようと思います。



歯周病は歯を失う原因のNo.1!(>_<)
歯周病は「歯垢(プラーク)」が原因で起こります。

★「歯垢(プラーク)」とは?
歯の表面にできる、ネバネバした膜状の物質のことです。
歯垢は毎日できて、歯と歯ぐきの間に溜まっていきます。
なんと・・・歯垢1mgあたり、約1億個の細菌が含まれています!
体の抵抗力が衰えて細菌の 活動が抵抗力を上回ると、歯ぐきは炎症を起こします。

歯周病の発症・・・
歯ぐきの炎症をそのままにして手入れを怠っていると、炎症は悪化し、歯と歯ぐきがはがれて「歯周ポケット」ができます。
歯垢はこの中にますます溜まり、周囲の組織に炎症を広げて歯周病が始まります。

成人の歯の喪失原因
日本人の歯ぐきの状態は、全体では71%、40歳~69歳では85%に何らかのトラブルが認められています。(平成17年度 歯科疾患実態調査より)
歯周病は進行すると、歯を支えている歯槽骨が溶け出し、時には支えを失った歯が抜け落ちてしまいます。
成人が歯を失う原因のNo.1は「歯周病」なのです。


さて、いかがでしたでしょうか?
たかが歯垢、と侮るなかれ!(・_・;)
歯垢を溜めずに、健康な歯で過ごしたいですね★

以上、新安城歯科・スタッフの友寄でした(^^)/

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2016年8月 8日 月曜日

歯医者で使われる保険の銀歯~使用金属について~④

こんにちは!新安城歯科スタッフ 長房です。
暑い日が続きますが、皆さん体調はいかがですか?
こんな暑い中、昨日は家族で岡崎の南公園にお散歩に行ってきました。
家族連れに紛れて、携帯片手に歩き回る人たちがたくさん!!
みんな今話題の〖ポケモンGO〗に夢中なようでした(^-^;
歩き回ることで、運動不足解消につながりそうなものですが、歩きスマホには注意したいですね。

そして今日、8月8日は「8(は)」が並ぶことから【歯並びの日】と日本臨床矯正歯科医会が制定しているようです(^O^)
また歯並びについてもお話しできればなと考えています。



さて、これまで3回に渡って保険の金属についてお話してきましてが、今回が最後になります。


保険で使われる金属があと2つ『ニッケルクロム合金』『銀合金』があります。


『ニッケルクロム合金』は金銀パラジウム合金よりもアレルギーリスクが高く、ニッケルクロムが発がん性物質を含むと言われているので、最近では使用は限定されています。


『銀合金』はやわらかい金属で乳歯の治療や、神経をとった歯の土台などに使用されています。デメリットとして錆びやすく、溶出して歯茎を黒く変色させることもあります。
また銀はアレルギーの少ない金属ですが、合金に含まれる金属がアレルギーを引き起こすこともあります。



保険で使われる4つの金属についてお話してきましたが、ドイツやスウェーデンなどの国では保健省がパラジウムやアマルガムを幼児及び妊婦に対して使用禁止を勧告しています。ほとんど使われていないそうです。


保険の金属について良くない面ばかりが目立ってしまいましたが、
金属なので強度があり、欠けにくいので金属自体は耐久性があり、
安価であるのは最大のメリットだと思います。



保険の金属が良くないからといって自由診療にしようとしても価格が保険のものに比べて高額であるのでなかなか難しいところではあると思います。

保険のものを選ばれても、虫歯をしっかり取りきって、金属と歯との適合が良いように綺麗に形を形成して接着していきます。
二次カリエス(虫歯)になりにくいよう、少しでも長く使えるように努めています。

今お口の中に保険の金属が詰まってる方や、まだ治療をせずご自身の歯を虫歯なく保っている方、様々いらっしゃると思います。

一番は虫歯を作らない、虫歯になってしまっても大きくなる前に治療をすれば保険内で金属を使わず治療することができる場合もあります。
痛みが出てからでは虫歯が大きくなっていたり、神経まで虫歯が広がっている可能性があります。そうなると詰め物や被せ物を避けることはおそろくできないでしょう。

そうならないために、日頃の歯磨きやフロスなど、ご自身でしっかりケアをして頂くこと、定期検診で普段とりきれていない汚れや歯石、着色など歯科医院でとらさせて頂いて、虫歯を早期に発見することが大事になってくると思います。


痛みや症状が出ないとなかなか歯医者さんに足が向かないと思いますが、気になられた方は行ってみてはいかがでしょうか(^^)?

以上、保険の金属についてのお話でした‼︎

新安城歯科スタッフ 長房

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2016年8月 5日 金曜日

キシリトールってなに?虫歯予防になるの?

こんにちは 新安城歯科坂本です。

毎日暑い日が続いています。
そんな暑い日は冷たくて甘ーいアイスやかき氷を食べると体が涼しくなり、気持ちいいですよねー^^

でも、アイスやかき氷のシロップって砂糖が沢山で虫歯になりやすいの?
虫歯を予防する食べ物ってないの??

そんな疑問の解決に少しだけ役立つお話をしていきます。



「キシリトール」って聞いたことありませんか。
ガムにキシリトール配合なんてよく書いてありますよね。

さて、キシリトールとは一体何なのか。

☆白樺や樫などの樹木から抽出された成分を原料とする天然甘味料です。
☆砂糖に近い甘さで、カロリーは砂糖の3/4です(3Kcal/g)です。
☆血糖値を上げないので、糖脳病の医療品として昔から使われています。
☆イチゴやほうれん草などの野菜や果物にも含まれ、私たちの肝臓でも毎日つくられています。
☆WHO(世界保健機構)が摂取量制限を指定していません。

どんな効果があるの?

☆ミュータンス菌は、キシリトールを分解しても、むし歯の原因となる酸をつくりません。
☆ミュータンス菌は、キシリトールを分解する時、砂糖の時のようなネバネバした物質をつくりません。
 そのため歯垢はさらさらしたものとなり、ブラッシングで簡単に落とすことができます。
☆ガムとして噛むことにより唾液の分泌が促され、唾液の清浄作用・緩衝能(お口の中の酸性度を中和する力)が高まります。
☆唾液が多いほど唾液に含まれるリンやカルシウムも多くなり、それらが歯の表面に戻る「再石灰化」の働きも強まります。その結果、歯が強くなります。


キシリトールを食べる際の注意点

☆むし歯予防の効果を確実にするためには、キシリトールを50パーセント以上含む食品を選んでください。
☆但し少しでも砂糖が入っているものは効果を無効にします。キシリトール入りの食品を選ぶときは、成分表をよく見ましょう!
☆食べると少しお腹がゆるくなる方もいます。食べ過ぎには注意です。


新安城歯科ではキシリトールガムの販売をしています。
是非ご相談くださいね^^

以上 新安城歯科 坂本でした。

出典・コムネット

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