Shinanjo Dental Clinic Blog

2019年12月12日 木曜日

口腔内と食事について★















こんにちは!
受付&管理栄養士の野々山です。

12月になり一気に寒さが増しましたが、みなさん体調はどうですか?
マスクや防寒をし、風邪をひかないように気を付けましょう!
また、令和元年も残りわずかとなりましたが、みなさんにとって今年はどんな1年だったでしょうか?
私は大好きなラグビーのワールドカップがあり、生で7試合も観ることが出来て大興奮な1年でした!
来年もよい年になると良いですね♪(^^)

さて今回は、『口腔内と食事』についてお話します★
歯科医院に通われている方は、口内炎があったり、親知らずを抜いたり、なにかしら普段より食事がしにくい場合もあると思います。
今回は口腔内に合わせた食事のポイントをお伝えします♪

まずは「親知らずを抜いたとき」の食事のポイントは...
① 回復を促す栄養素をとる
粘膜や傷の回復にはビタミン・ミネラル・たんぱく質が必要です。肉や魚、たまご、緑黄色野菜を意識して摂ると良いです。
肉野菜炒めや鰻の卵とじなどがオススメです!
② 吸うものは控える
ゼリー飲料やストローで飲み物を飲む場合、吸引すると傷口に負担がかかりやすいので、ストローを使わずコップで飲んだほうが良いです。
麺類は短く切ってスプーンで食べましょう。
③ やわらかいものを食べる
抜歯後、口を動かすのもつらい時には、ポタージュや茶わん蒸しなど舌で潰せる程度のやわらかい食事だと食べやすいです。傷の治りとともに少しずつ戻していきましょう。
④ 刺激物を避ける
傷口を刺激して痛みが増さないように、刺激の強い香辛料、すっぱいもの、味付けの濃いもの、熱すぎるものなどは避けましょう。

次に「口内炎があるとき」の食事のポイントは...
① 食材を小さく切り、一つずつ食べる
一度に複数の食材が口に入ると食べにくいので、食材はスプーンにのる程度の一口大にして一つずつ食べましょう。
その他、親知らずを抜いた時のポイントの①と④も参考にしてください。

また、「ドライマウス(お口の乾燥が気になる場合)」の食事のポイントは...
① 唾液の分泌を促す
うま味は唾液の分泌を促すので、昆布を水につけて作る「昆布水」がオススメです!
~昆布水の作り方~
小さく刻んだ昆布(乾40g)と水(500ml)を容器に入れ、冷蔵庫で1日置いて完成♪
⇒昆布水を30秒ほど口に含み、そのまま飲んでも吐き出してもOK!毎日3回ほど続けると、唾液が出やすくなります。
② よく噛む
お茶などの水分は食事中にはなるべく摂らず、しっかり噛んで唾液を出しましょう。

もしお困りの際にはこれらのポイントを参考にしてみてください。
以上、野々山でした。


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