Shinanjo Dental Clinic Blog
2018年11月29日 木曜日
主食ごはんでフレイル予防★
みなさんこんにちは!
受付&管理栄養士の野々山です。
もうすぐ12月ですね!
クリスマスや冬休みや忘年会など、イベントが盛りだくさんの季節がやってきます♪
イベントを精一杯楽しめるよう、栄養のあるものを食べて過ごしましょう!
さて、今回のテーマは『主食ごはんでフレイル予防』です★
みなさん「フレイル」という言葉はご存知ですか?
フレイルとは、高齢によって筋力や心身の活力が低下した、いわゆる老化状態のことをいいます。
放置すると要介護につながる、いわば健康と病気の中間で、早期に改善すれば自立した生活に戻れます。
以下のような症状のある方は注意が必要です
↓
*体重の減少(1年に4~5kg)
*疲労感(主観的なもの)
*活動量の低下(家から出なくなったなど)
*歩行速度の低下(青信号で渡りきれないなど)
*筋力低下(階段がつらいなど)
これまで高齢になるにつれて、活力や筋力が衰えていくのは仕方がないと考えられてきましたが、最近の研究で、食事の改善や積極的な運動などで老化を予防・改善できることがわかってきました!
フレイルの予防には、筋肉や内臓、骨、血液、肌、髪などの元になる「たんぱく質(アミノ酸)」が若年期以上に必要になります。
特に体内で合成できない「必須アミノ酸」の摂取が重要です。
たんぱく質は、お米、肉、魚、大豆、牛乳、卵などに多く含まれています。
また、主食については、手軽なパンや口当たりの良い麺類を主食にすることが増えていませんか?
小麦よりもお米のほうが、必須アミノ酸の含有率が高く、エネルギー源である炭水化物を多く含みます。
ごはんを主食にして、良質なたんぱく質を含む主菜、ビタミン・ミネラルを含む副菜を組み合わせ、よく噛んで食べることがフレイル予防へつながっていきます。
食事だけではなく、適度な運動も大切です。
座りっぱなしを避けて、ウォーキングやストレッチを心がけましょう!
もちろん、歯の健康を守るための定期的な歯科検診も忘れないでくださいね♪
以上、野々山でした。