Shinanjo Dental Clinic Blog
2018年3月26日 月曜日
インプラントっていつからあるの?
こんにちは。新安城歯科スタッフの長房です。
だいぶ暖かくなり、桜が開花してきましたね。
例年よりかなり早くてびっくりしています。
お花見がしたくなりますね!!
お花見といっても私の場合は花より団子で、出店の食べ物が楽しみなんですが(笑)
さて、前回インプラントとは何かというお話をしましたが、そもそもインプラント治療はいつから行われているのでしょうか。
今回はインプラントのはじまりについてお話しますね。
インプラント治療の歴史は古く、記録では紀元前までさかのぼることができます。
ヨーロッパでは紀元3世紀頃の人骨の上あごに鉄製のインプラントが、中南米では紀元7世紀頃の人骨の下あごに貝で作られたインプラントが発見されており、とても長い歴史を持っています。
その後、金やエメラルド、サファイア、アルミニウムなどの様々な素材を埋め込んだ治療が行われましたが、どれも長期的に噛めるものではありませんでした。
現在に通じるインプラントは1900年代はじめに登場しましたが、貴金属を材料としていたため、うまくいきませんでした。それ以降、コバルトクロム合金などを材料としたものが使用されましたが、これらの金属は生体適合性に劣っていたため、やはりうまくいきませんでした。
1950年代にスウェーデンのブローネマルク教授らが偶然チタンと骨が結合することを見出しました。このチタンと骨が結合する状態を「オッセオインテグレーション」といいます。
1965年にチタン製スクリュータイプのインプラントを用いた症例を報告しました。
ブローネマルク教授の最初のインプラントは患者様がお亡くなりになるまで41年間お口の中で機能し続けたそうです。
インプラントが確実な治療法になったのは比較的最近で、我が国では1983年にインプラント治療が開始されています。
日本で約35年ほどの治療実績があるインプラントですが、今ではいろいろなタイプのインプラントが登場し、医院で提示されている価格も様々ですよね。
何かわからないこと、気になることがあればお気軽にお問合せ下さい。
新安城歯科スタッフ 長房
だいぶ暖かくなり、桜が開花してきましたね。
例年よりかなり早くてびっくりしています。
お花見がしたくなりますね!!
お花見といっても私の場合は花より団子で、出店の食べ物が楽しみなんですが(笑)
さて、前回インプラントとは何かというお話をしましたが、そもそもインプラント治療はいつから行われているのでしょうか。
今回はインプラントのはじまりについてお話しますね。
インプラント治療の歴史は古く、記録では紀元前までさかのぼることができます。
ヨーロッパでは紀元3世紀頃の人骨の上あごに鉄製のインプラントが、中南米では紀元7世紀頃の人骨の下あごに貝で作られたインプラントが発見されており、とても長い歴史を持っています。
その後、金やエメラルド、サファイア、アルミニウムなどの様々な素材を埋め込んだ治療が行われましたが、どれも長期的に噛めるものではありませんでした。
現在に通じるインプラントは1900年代はじめに登場しましたが、貴金属を材料としていたため、うまくいきませんでした。それ以降、コバルトクロム合金などを材料としたものが使用されましたが、これらの金属は生体適合性に劣っていたため、やはりうまくいきませんでした。
1950年代にスウェーデンのブローネマルク教授らが偶然チタンと骨が結合することを見出しました。このチタンと骨が結合する状態を「オッセオインテグレーション」といいます。
1965年にチタン製スクリュータイプのインプラントを用いた症例を報告しました。
ブローネマルク教授の最初のインプラントは患者様がお亡くなりになるまで41年間お口の中で機能し続けたそうです。
インプラントが確実な治療法になったのは比較的最近で、我が国では1983年にインプラント治療が開始されています。
日本で約35年ほどの治療実績があるインプラントですが、今ではいろいろなタイプのインプラントが登場し、医院で提示されている価格も様々ですよね。
何かわからないこと、気になることがあればお気軽にお問合せ下さい。
新安城歯科スタッフ 長房