Shinanjo Dental Clinic Blog
2016年11月28日 月曜日
知っていますか?虫歯じゃないのに歯が欠ける原因!!
こんにちは。新安城歯科スタッフの長房です。
11月も今日を含めあと3日で終わり、12月が始まりますね。
今年も残すところあと1ヶ月だと思うと、この1年もあっという間だったなという気がします。
気温もぐっと低くなり、いつからこたつを出そうか...
こたつを出すと温かくて、そこからなかなか出られなくなってしまうので困ったものです(^^;)
さて今日のテーマは
【Tooth Wear】
です。
なかなか聞きなれない言葉ですよね。
歯の表面をよく見ると、虫歯でもないのに歯が溶けて歯質がなくなっている歯があります。
このような歯の症状を
「Tooth Wear(歯が磨り減る)」
と言います。
現在、97%の人に大なり小なり Tooth Wear があると言われています。
虫歯や歯周病が改善しているのに比べ患者数が増えていることから、歯の寿命を縮める「第3の歯科疾患」として昨今注目されています。
Tooth Wear は原因によって3つに分類され、磨り減った程度に応じて修復治療などが、行われます。
しかし、Tooth Wear の進行は緩やかなので、治療よりも症状を引き起こしている原因を取り除くような生活習慣の改善や予防の方が重要になります。
Tooth Wearの分類
■酸蝕......細菌以外の酸によって歯質が溶かされることです。原因は主に
酸性食品やスポーツドリンク、胃酸などに歯がさらされることにより
ます。
酸の強い食品によって歯が溶けてしまう酸蝕は、最も身近なTooth
Wear です。
■咬耗......歯と歯が接触して磨り減ることです。かみ合う面が平らになっているこ
とでわかります。
■磨耗......歯磨きをし過ぎるなど、かみ合うこと以外の原因で歯が磨り減ることで
す。
身近な酸蝕の予防法
基本的には虫歯の予防と同じですが、食習慣が大きく影響するので、それを改 めることがポイントです!(^o^)丿
● 食事は時間を決める(口の中を長く酸性にしておかない)
● 酸性食品の摂り過ぎやだらだら飲みを止める
● 食べたら口をすすぐ(酸をできるだけ早く流します)
● 歯磨きは、食後しばらく経ってから
● 咬耗によるTooth Wear の場合はマウスピースなどを使用する
● 磨消によるTooth Wear の場合は歯磨きの仕方の改善を図る
● フッ素を使う(歯質を強化し酸に耐えられる歯にします)
● 歯科医院で定期的なチェックを受ける
(フッ素を使ったケアを受けましょう)
いかがでしたか?
虫歯や歯周病でもないのに歯の寿命を縮めてしまうなんてこわいですよね。
常にお口の中の変化を見逃さずに、ケアをして健康な歯を保っていきたいですね!!
新安城歯科スタッフ 長房
11月も今日を含めあと3日で終わり、12月が始まりますね。
今年も残すところあと1ヶ月だと思うと、この1年もあっという間だったなという気がします。
気温もぐっと低くなり、いつからこたつを出そうか...
こたつを出すと温かくて、そこからなかなか出られなくなってしまうので困ったものです(^^;)
さて今日のテーマは
【Tooth Wear】
です。
なかなか聞きなれない言葉ですよね。
歯の表面をよく見ると、虫歯でもないのに歯が溶けて歯質がなくなっている歯があります。
このような歯の症状を
「Tooth Wear(歯が磨り減る)」
と言います。
現在、97%の人に大なり小なり Tooth Wear があると言われています。
虫歯や歯周病が改善しているのに比べ患者数が増えていることから、歯の寿命を縮める「第3の歯科疾患」として昨今注目されています。
Tooth Wear は原因によって3つに分類され、磨り減った程度に応じて修復治療などが、行われます。
しかし、Tooth Wear の進行は緩やかなので、治療よりも症状を引き起こしている原因を取り除くような生活習慣の改善や予防の方が重要になります。
Tooth Wearの分類
■酸蝕......細菌以外の酸によって歯質が溶かされることです。原因は主に
酸性食品やスポーツドリンク、胃酸などに歯がさらされることにより
ます。
酸の強い食品によって歯が溶けてしまう酸蝕は、最も身近なTooth
Wear です。
■咬耗......歯と歯が接触して磨り減ることです。かみ合う面が平らになっているこ
とでわかります。
■磨耗......歯磨きをし過ぎるなど、かみ合うこと以外の原因で歯が磨り減ることで
す。
身近な酸蝕の予防法
● 食事は時間を決める(口の中を長く酸性にしておかない)
● 酸性食品の摂り過ぎやだらだら飲みを止める
● 食べたら口をすすぐ(酸をできるだけ早く流します)
● 歯磨きは、食後しばらく経ってから
● 咬耗によるTooth Wear の場合はマウスピースなどを使用する
● 磨消によるTooth Wear の場合は歯磨きの仕方の改善を図る
● フッ素を使う(歯質を強化し酸に耐えられる歯にします)
● 歯科医院で定期的なチェックを受ける
(フッ素を使ったケアを受けましょう)
いかがでしたか?
虫歯や歯周病でもないのに歯の寿命を縮めてしまうなんてこわいですよね。
常にお口の中の変化を見逃さずに、ケアをして健康な歯を保っていきたいですね!!
新安城歯科スタッフ 長房