Shinanjo Dental Clinic Blog
2016年6月30日 木曜日
美味しい食事には唾液の働きが重要です!
こんにちは。新安城歯科、坂本です。
皆さん体調はいかがですか?
季節の変わり目、日夜の気温変化で風邪などを引きやすい時期です。
どうぞ気をつけてお過ごしください。
今回は唾液の役割についてお話します。
美味しいものを見たり、想像したりすると唾が出てゴクリとのどを鳴らしてしまう。
そんな経験ありますよね。
良く噛んで、楽しく食事をすることは唾液の分泌を促します。
だ液は、口の中をきれいにする浄化作用など様々なはたらきによって、私たちの歯や口の機能と健康を守っています。
唾液は口の中でどのような働きをしているのでしょうか?
口の中のphを整えます
食べ物がお口の中に入ってくると、お口の中にすんでいる細菌が砂糖や炭水化物を分解して作り出す酸によってお口の中は酸性に傾きます。
ところが、唾液にはお口の中の酸を中和し正常に戻す作用(唾液の緩衝能)があります。
唾液がどんどん分泌されることによって、酸性に傾いた口の中のpHは中和され、元の正常な状態に戻ります。
※酸性の状態が長く続くと、歯の表面からはカルシウムやリンが溶け出し(脱灰)むし歯が始まります。
洗浄殺菌・抗菌作用
唾液は、口の中を絶えず流れて食べ物の残りカスを洗い流し、口の中をいつも清潔に保つ働きをしています。
また、口の中には常に細菌がすんでいますが、唾液はこれらの細菌を除去し、
唾液中に含まれている免疫物質によって粘膜などの細菌感染を防いでいます。
歯の表面にカルシウムを補給します
唾液の中には、歯の成分であるカルシウムやリンが含まれています。
食後しばらくすると唾液のもつ働きによってお口の中のpHが高まり(中和されます)、
唾液中のカルシウムやリンが歯の表面に付着して、エナメル質の溶け出した部分が補われます。
これが『再石灰化』作用です。唾液には歯を元の状態に修復する力が備わっています。
美味しいものを美味しく食べる為、口腔環境を整えていきたいですね。
以上、坂本でした。
皆さん体調はいかがですか?
季節の変わり目、日夜の気温変化で風邪などを引きやすい時期です。
どうぞ気をつけてお過ごしください。
今回は唾液の役割についてお話します。
美味しいものを見たり、想像したりすると唾が出てゴクリとのどを鳴らしてしまう。
そんな経験ありますよね。
良く噛んで、楽しく食事をすることは唾液の分泌を促します。
だ液は、口の中をきれいにする浄化作用など様々なはたらきによって、私たちの歯や口の機能と健康を守っています。
唾液は口の中でどのような働きをしているのでしょうか?
口の中のphを整えます
食べ物がお口の中に入ってくると、お口の中にすんでいる細菌が砂糖や炭水化物を分解して作り出す酸によってお口の中は酸性に傾きます。
ところが、唾液にはお口の中の酸を中和し正常に戻す作用(唾液の緩衝能)があります。
唾液がどんどん分泌されることによって、酸性に傾いた口の中のpHは中和され、元の正常な状態に戻ります。
※酸性の状態が長く続くと、歯の表面からはカルシウムやリンが溶け出し(脱灰)むし歯が始まります。
洗浄殺菌・抗菌作用
唾液は、口の中を絶えず流れて食べ物の残りカスを洗い流し、口の中をいつも清潔に保つ働きをしています。
また、口の中には常に細菌がすんでいますが、唾液はこれらの細菌を除去し、
唾液中に含まれている免疫物質によって粘膜などの細菌感染を防いでいます。
歯の表面にカルシウムを補給します
唾液の中には、歯の成分であるカルシウムやリンが含まれています。
食後しばらくすると唾液のもつ働きによってお口の中のpHが高まり(中和されます)、
唾液中のカルシウムやリンが歯の表面に付着して、エナメル質の溶け出した部分が補われます。
これが『再石灰化』作用です。唾液には歯を元の状態に修復する力が備わっています。
美味しいものを美味しく食べる為、口腔環境を整えていきたいですね。
以上、坂本でした。