Shinanjo Dental Clinic Blog
2016年6月25日 土曜日
歯医者で使われる保険の銀歯~使用金属について~
皆さんのお口の中には虫歯を治療して詰め物をした歯や被せ物をした歯がありますか?
私のお口の中は」「虫歯ゼロ!!」と言いたいところですが、治療した歯が4本あります(*'▽')
虫歯の範囲が大きかったり、神経の治療をした後には歯に部分的な詰め物をしたり、被せ物をしなくてはいけません。
歯科用語で
部分的な詰め物を『In(インレー)』
被せ物を『Cr(クラウン)』や『FMC(フルメタルクラウン』
と呼んでいます。
InやCrにはいくつか種類があり、金属を使用したり、セラミックを使用したりしています。
使用している材料によって保険が適用されるものと、されないものに区別されています。
見た目が綺麗な白いセラミックや、機能的に優れていると言われているゴールドの金属は自由診療になり、残念ながら保険適用ではありません。
保険が適用されているものは、いわゆる『銀歯』と呼ばれる金属になります。
被せ物の場合、歯の部位によっては見た目が白い被せ物が保険適用となっています。
適用部位は、前歯を1番目として左右に3番目の歯まで、上下合わせた前歯12本です。
よって前歯から数えた4番目の歯からその奥は保険のものにすると『銀歯』になります。
詰め物、被せ物をされる患者様に事前にご希望などをお伺いし、材料の説明をさせていただいています。
「歯に一番いいものは?」
「見た目が綺麗なものは?」
「強度が一番強いのは?」
「虫歯になりにくいのは?」
「一番長く使えるものは?」
など色々ご質問を受けます。
そんな中で保険のものを希望される患者様に
「保険のものが歯に悪いわけじゃないよね?」
というご質問を何回かされたことがあります。
そこで保険で適用されている『銀歯』の金属について次回からお話ししていきますね(^O^)
新安城歯科スタッフ 長房